生存報告はささやかに

 また名もなきアカウントが予告もなしにツイッターから姿を消した。これ自体が宇宙の片隅で起きた取るに足らない出来事であり、消えたアカウントの当人が運営するブログ上にあってさえ言及するには及ばないと口をつぐんでいるつもりだった。
 ところがどうだ。更新を休止していた当ブログのアクセスがにわかに増加したところをみると、心配になって駆け付けてくれた方がそれなりの数存在していたものと思われる。ありがたくて涙が出そうだ。もっともバフェット太郎氏のブログと同様、中の人はすでにAIに取って代わられているため、流す涙など当の昔に消えてしまっているのだが。

 しかしまあ安心してほしい。こうしてきちんと生きている。

 思い返せばツイッターでの呟きは、以前であればブログネタとして話を広げて投稿していたような内容を片っ端から吸い込んでしまい、ブログ更新頻度の低下に一役買っていたのは間違いない事実であると言っていいだろう。コミットはできないものの、これからは定期的に更新していけたらいいと思っている。
 あそこで得られたものの一つに、ネタを生煮えのまま放りだすことの心理的抵抗がある程度取り除かれたというものがある。
「こんなことブログネタにするまでもないだろう。」
とか
「面白い題材だけど、自分自身、結論を持っていないな。」
という類の話題もどんどん放り投げていきたい。

 たしか、以前ツイッターをやめた時も似たようなことを宣言したようなしなかったような。

コメント

  1. 生存報告ありがとうございます。平穏無事なようで何よりです。
    プレノンさんのブログやTwitterは、多少の特徴的な文体から読み物として楽しんでいます。
    情報の精度に拘らず、気の向くままにアウトプット頂けることを期待しております。

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    1. こちらこそありがとうございます。ツイッターのように、とはいかないまでも気軽に更新していきます。

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