2015年4月15日水曜日

分散投資はほどほどに

分散投資はエアバッグのようなもので、万が一の時に役に立つ。
理論的には多くの銘柄を保有するほど標準偏差は小さくなり、有体に言えば市場平均に近似していく。

リスクが減って期待リターンが変わらないのなら、分散投資を行わない法はない。

しかし、インデックス投資はつまらないし、一体、どのくらいの銘柄をどのくらいのバランスで保有すれば適切な分散となるのだろう、そんな風に考えていた時期が、僕にもありました…

結論から言えば、30銘柄程度を適当な比率で保有しておけば、分散効果はバッチリだと思う。
根拠はダウ平均株価だ。


ダウ平均は、
 ① 30銘柄の
 ② 株価を単純平均した
株価指数だ。

言い直そう。ダウ平均は、
 ① "たった"30銘柄の
 ② 時価総額ではなく、"株価"を単純平均した
株価指数だ。

株価を平均しているので、ゴールドマン・サックス(195$)やIBM(162$)など1株あたりの価格が高い値嵩株の指数寄与度が高くなり、ゼネラル・エレクトリック(27$)などの寄与度は低くなる。
要するに、すごく短絡的な指数で、サイコロを振って適当に買ったポートフォリオと大差ない。

そんな頭の悪そうなポートフォリオが、過去、どのような推移を描いてきたか、S&P500と比べてみよう。
ちなみにS&P500は、500銘柄もの時価総額を加重平均した指数であり、市場平均値とみなして問題ない前提を備えている。


過去10年チャート






過去40年チャート



見惚れるほどの相関関係。

30銘柄を適当な比率で買っておくだけで、市場平均と同様のリスク・リターンが得られる。
なんて簡単なんだ。

全体を表すのに適切なサンプル数とは、投資に限らずせいぜいその程度の模様。
例えば、視聴率はたった6600世帯の調査結果によって算出されている。
統計学は門外漢だが、とても面白い。

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