マイ・ポートフォリオ(2017年2月末)


年初来リターン (税・配当込み) : +7.3%
投資元本 : 26.5百万円


 運用資産(AUM)が50百万円を初めて突破。大統領選後の上昇ペースがかなり速い。ただ売買は殆ど行っておらず、今年に入ってからは2月の記事に何度か登場したヘインズブランズをちびちび買い増しているだけ。自身のQ3決算で16%下落してその後少し戻したかと思いきや、昨日はディスカウント・チェーンであるターゲット(TGT)の既存店前年割れ決算に引きずられて再び下落。逆張り投資家にとって絶好の買い場を提供してくれている。ヘインズの企業としての魅力(Moatと言い換えてもいい)は他の銘柄群と比較するとやや劣っていると思うが、それを補う割安さと、保有比率がまだ小さいという2点が足元で購入を進めている動機になる。
 小売り企業は軒並みアマゾンにやられていて、私のポートフォリオにあるフット・ロッカーなど一部を除いて結構悲惨な数字になっている。近々、北米リテール企業の苦戦について記事をまとめたい。

 昨年の大規模改変の結果、今のポートフォリオは成長度合いやセクターの散らばり具合などからかなりバランスが良いと感じており、何かを売って何かを買うということは基本的に考えていない。
 上昇相場の中でも買いたい銘柄、買いたいセクターはたくさんありすぎて目移りするくらいだ。だが、中途半端すぎるポジションでは腰を据えて投資する気にならず、またすぐに売りたくなってしまう(ポジションの小さい日本株の出入りが激しいのはその誘惑に負けているから)。そのため新規銘柄を買いたい欲求をひたすら抑えて、現在の陣容を強化していくことが私が自分に課した今年の宿題だ。

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