2017年2月23日木曜日

ポートフォリオの米国依存度

 私は米国株投資家だと思われているのではないだろうか。日本の中小型株にも投資しているし、ブログでも日本株にはたびたび言及しているとはいえ、ポートフォリオの大半は確かに「米国株」だ。今計算してみたら、株式評価額の93%が「米国株」。完全に米国株投資家だ、こりゃ。
 ところが我が米国株のいくつかは米国外でも多くの売り上げを上げているので、エクスポージャー(リスクに晒される度合い)は必ずしも米国に偏っているわけではない。がん保険のアフラック(かつて保有していた)はNYSEに上場されているので米国株と言えるが、売上のほとんどは日本だ。その場合、日本企業に投資していることと本質的には大差ないのではなかろうか。
 頭ではもちろんわかっていたけど今まで面倒くさいのでやってこなかったが、私のポートフォリオの本当の米国依存度を算出してみたいと思う。まずは保有している企業群の地域別売上をアメリカとそれ以外に集計することから始める。


 右側にコメントをつけているのは、地域別売り上げが分からなかったので他のデータで代用したことを示している。全部カタカナなのでわかりにくいが、この中で日本企業はエスティック、ジェイエスエス、ワールドホールディングスの3社だけだ。
 各社のアメリカ依存度がわかった。次の表でこれに私の保有割合を乗じる。


 上場されている場所を基準とした「米国株」という括りでは93%と圧倒的に米国依存に見えるポートフォリオも、保有比率に会社毎の米国売上割合を乗じた売上ベースの北米比率は55%と激減した。ポートフォリオ一位のIBMは北米割合が約半分、二位のフィリップモリスがゼロであることが大きな乖離の要因になっている。

 世界全体の名目GDPに占めるアメリカの割合は25%なので、同国に55%のエクスポージャーを持つ私は確かに米国寄り投資家とは呼べるかもしれない。だが「グローバル投資家」という呼称の方がより実態を表しているように思われる。え、格好いいって? まあね。

2 件のコメント:

  1. ご自身に対して客観視しているさまが面白いです

    このような分析は私にはできませんけど、視点を見習いたいです。

    ウォルト・ディズニーって、思ったより米国外の売上が少ないんですね。

    まだまだ伸びそう

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    1. お久しぶりです。
      ディズニーは日本でのイメージと違って売上の半分はメディア(ABCとスポーツ専門チャンネルのESPN)が占めていますから、アメリカの売上比率の高さはそれが原因ですね。
      とはいえ、私がディズニー株を持っているのはやはりメディア以外のテーマパークやスタジオ部門が目的です。未来は暇つぶし産業がもっと栄えるとの目論見からです。

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