マイ・ポートフォリオ(2017年1月末)

年初来リターン (税・配当込み) : +1.6%
投資元本 : 26.2百万円


全部売却 : ホクリヨウ
追加購入 : Hanesbrands、ジェイエスエス

 自社の決算作業で久しぶりに疲弊している。不幸なことに、私の能力と疲労感によって生み出されたアウトプットは弊社CFOの自己満足にしか寄与しておらず、マックのアルバイトほどにも世界に貢献できていない。ホワイトカラー労働者の生産性が低空飛行を続けている典型例を自ら体現したに過ぎない1ヶ月だった。
 その間にも、世界はアメリカを中心に目まぐるしく動いていたようだ。ようやく業務が落ち着いたので、これからゆっくり決算数値に臨もうと思っている。

 売買について言えば、今年は給与による追加入金でヘインズブランズを買い増していくだけの年になるだろう。株価が急騰しなければ。で、年度が終わるころにヘインズはポートフォリオの5位前後に位置しているだろう。順調に買い増せていれば。最も大きな取り柄は株価が割安に見えるというところなので、株価上昇は購入の動機を即座に挫くことになる。

 2016年7月に購入したエスティックは半年でするすると株価2倍超に。半分は既に売却し、残り半分は継続保有予定。ジェイエスエスも予想外の早さで株価が上がっている。こちらもしばらく売るつもりはない。というか、少し買い増した。日本株はここ数年、分かりやすく割安な銘柄が、分かりやすく上昇する傾向が強い気がする。

 1月中に保有株のいくつかが決算を発表した。ニュース以上の情報はまだ見ていない。IBMは売上高が19四半期連続で対前年割れという輝かしい記録を樹立。喧伝するトランスフォーメーションも数字上は冴えない感じ。対照的に株価は絶好調だ。自己変革の速度はお世辞にも速いとは言い難いが、苦しみながらそれでも着実に進んでいるようにみえる。私は今のIBMにサティア・ナデラCEOに代わる直前のマイクロソフトに近い雰囲気を感じている。クラウド事業の伸長で今や成長株の仲間入りをしたマイクロソフトも、スティーブ・バルマー時代は衰退するパソコン依存の収益モデルと思われて、バリュー株の代表選手みたいな株価評価だった(停滞というのは世間のイメージだけで、バルマー時代も立派に成長していたのがIBMと決定的に違うのだが…)

 2月が終わるころには2016年度通期の業績が揃うので、銘柄紹介記事を書きやすくなる。ポートフォリオにあるものや、目をつけているものを中心にちょこちょこと投稿していく予定です。

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