AWSの忠実なる子分 アプライド・オプトエレクトロニクス(AAOI)を購入
当社は光通信部品の設計を行うファブレスメーカーで、売上の大半はデータセンター事業者向けだ。そして、その最大顧客はAWSと目されている。
AWSの売上成長が快進撃を続けていることはよく知られているが、AWS向けの通信部品ベンダーは2017年中頃から在庫調整による売上減速に見舞われている。AAOIもその中の1社であり、17年7月の最高値100ドル超から最安値26ドルへと半年間で急ピッチで暴落した。近年素晴らしい成長を見せていたにもかかわらず、実績PERは8倍を切っている。同じくAWSの在庫調整で痛手を受けたJuniper Networks(JNPR)は、AAOIより顧客が分散しているので、同期間で株価はせいぜい横ばい程度で踏ん張っている。
言うまでもなく、生殺与奪の権限をAWSに握られており、時価総額僅か5.6億ドルのAAOIのモートは極めて不明確だ。
カンファレンスコールによると、AWSへの売上はVMI方式となっている。VMI方式の下では、AAOIはAWSの倉庫に自社の棚卸資産として商品を置いておき、それが使われたタイミングで売上に計上する。"Ventor-Managed inventory"、供給業者が管理する在庫というと聞こえはいいが、結局のところ在庫負担を顧客に押し付けられているだけに過ぎない。
しかし本来なら近寄りたくないAWS一本足打法の不安定な事業基盤こそが、今回当社を購入するに至った理由でもある。AAOIの成長減速が、AWSに対するシェア低下だとすれば非常に憂慮すべき事態であるが、他社も軒並みダメージを食らっていることからAAOI固有の問題ではなさそうであり、ここまで下がった株価は非常に魅力的に映った。すでに半年近く続いている在庫調整はおそらくもうすぐ終わる。成長著しい業界へ製品を供給する企業のPERが一桁台というのは、破格と呼んで差支えないのではなかろうか。そしてここから先はAWSやAAOIのインサイダーでもない正体不明の株式ブロガーが発信する真偽不明の怪しい情報として特に眉唾で聞いてもらいたいのだが、AWSの部品仕入が息を吹き返している兆候をキャッチしたようなしなかったような。
いずれにせよ、AAOIは短期の値幅取りが目的なので、次の決算発表時に清算されることになると思う。
購入資金は、7年付き合ったフィリップモリス(PM)を売却することで捻出した。売却資金の半分をAAOIに、そしてもう半分は、おそらく同じタバコ銘柄のアルトリア・グループ(MO)か、ドキュメンタリー番組で有名なディスカバリー(DISCA)に振り向けられる予定だ。どちらもPMよりPERは低い。フィリップモリスは為替の影響があるとはいえ長年冴えない業績推移を見せており、それでもiQOSの日本での好調な販売に私は希望を託していたのだが、結局税金も課されるし、デバイス普及のために本体を赤字販売する必要があるなど、利益拡大という観点からは期待感が徐々になくなってきた。MOは国際分散されていないという一点においてPMより魅力的が劣るものの、過去の業績は十分満足できるものであり、PMより低いPERは乗り換えの有力動機になり得る。第一弾の乗り換えはニコチン規制問題でMOが暴落した時に実施済みなので、やるならこれで第二弾となる。
AWSの売上成長が快進撃を続けていることはよく知られているが、AWS向けの通信部品ベンダーは2017年中頃から在庫調整による売上減速に見舞われている。AAOIもその中の1社であり、17年7月の最高値100ドル超から最安値26ドルへと半年間で急ピッチで暴落した。近年素晴らしい成長を見せていたにもかかわらず、実績PERは8倍を切っている。同じくAWSの在庫調整で痛手を受けたJuniper Networks(JNPR)は、AAOIより顧客が分散しているので、同期間で株価はせいぜい横ばい程度で踏ん張っている。
言うまでもなく、生殺与奪の権限をAWSに握られており、時価総額僅か5.6億ドルのAAOIのモートは極めて不明確だ。
カンファレンスコールによると、AWSへの売上はVMI方式となっている。VMI方式の下では、AAOIはAWSの倉庫に自社の棚卸資産として商品を置いておき、それが使われたタイミングで売上に計上する。"Ventor-Managed inventory"、供給業者が管理する在庫というと聞こえはいいが、結局のところ在庫負担を顧客に押し付けられているだけに過ぎない。
しかし本来なら近寄りたくないAWS一本足打法の不安定な事業基盤こそが、今回当社を購入するに至った理由でもある。AAOIの成長減速が、AWSに対するシェア低下だとすれば非常に憂慮すべき事態であるが、他社も軒並みダメージを食らっていることからAAOI固有の問題ではなさそうであり、ここまで下がった株価は非常に魅力的に映った。すでに半年近く続いている在庫調整はおそらくもうすぐ終わる。成長著しい業界へ製品を供給する企業のPERが一桁台というのは、破格と呼んで差支えないのではなかろうか。そしてここから先はAWSやAAOIのインサイダーでもない正体不明の株式ブロガーが発信する真偽不明の怪しい情報として特に眉唾で聞いてもらいたいのだが、AWSの部品仕入が息を吹き返している兆候をキャッチしたようなしなかったような。
いずれにせよ、AAOIは短期の値幅取りが目的なので、次の決算発表時に清算されることになると思う。
購入資金は、7年付き合ったフィリップモリス(PM)を売却することで捻出した。売却資金の半分をAAOIに、そしてもう半分は、おそらく同じタバコ銘柄のアルトリア・グループ(MO)か、ドキュメンタリー番組で有名なディスカバリー(DISCA)に振り向けられる予定だ。どちらもPMよりPERは低い。フィリップモリスは為替の影響があるとはいえ長年冴えない業績推移を見せており、それでもiQOSの日本での好調な販売に私は希望を託していたのだが、結局税金も課されるし、デバイス普及のために本体を赤字販売する必要があるなど、利益拡大という観点からは期待感が徐々になくなってきた。MOは国際分散されていないという一点においてPMより魅力的が劣るものの、過去の業績は十分満足できるものであり、PMより低いPERは乗り換えの有力動機になり得る。第一弾の乗り換えはニコチン規制問題でMOが暴落した時に実施済みなので、やるならこれで第二弾となる。
ドラえもんの映画ではどの作品が最高傑作だと思いますか?
返信削除ツイッターでの私の独り言を受けての質問と思われますので、是非そちらの方でお願いします。
削除騰がっていますね。レポートの話題に挙がった模様。上げトレンドになるようなら少量betしたいと思っていたのですが、飛びましたね。日本株新興市場みたいだ。
返信削除少し買いが早かったため、この上げでようやく少しだけプラスになったくらいですね。決算発表では上か下に数十パーセント動くことは間違いなさそうな予感がするので、ある程度利が乗れば発表前に撤退するかもしれません。
削除今だと買収価格よりだいぶ下で取引されているESRXの方が美味しい賭けかもしれないということに気付いたこともありますし。
なるほど、AAOIよりESRXの方が、下方限定的で30%程度の値上がりの確率が高いように見えます。ESRXは不思議ですね、3月のS&P500株安に連動したのか、買収の見込みがないと思われたのか。CIもESRXも割高なわけではないので、安全な賭けに見えます。
削除医療保険とPBMの合併は競争法上の問題とはならないと思いますし、現にUNHという前例もあるので、買収が承認される可能性は極めて高いと思っています。
削除だから、ESRXの今のプライシングは市場がポカをやらかしているようにしか見えないんですよね。
そんなわけなので、実は4日くらい前にVisaを全部売ってESRXにちゃっかりと乗り換え済みなのです。
足元少し上がってますが、下がってくれないかな。