ブログ3周年記念

3周年を記念して少しくらい自分語りが許されるだろうと素案をいくつか書いてみたが、直後に読み返してそのあまりのキモさに愕然とし、最終的に何も書くことがなくなって、今はディスプレイの前にアホ面を晒している。3年経とうが10年続こうが、自分自身で更新期間について言及などは決してせず、淡々といつも通りの記事をアップし続ける。美学とはそういう態度の中に宿るのではなかろうか。私は美学を重んじる人間だ。にもかかわらず、諦めきれずに「ブログ3周年記念」などという間抜けなタイトルをつけて、こうして誰に聞こえるでもない言い訳を並べ立てている。折角だから最後まで言い訳を聞いてもらうことにしよう。私が何も書くことがないのに「ブログ3周年記念」というタイトルの記事をアップする気になったのは、読者の方々に労ってもらいたいからではない。それは美学に反する。事実は極めて単純で、本日、何も書くことが思いつかなかったからだ。投稿ネタのストックは常に払底しており、自分に課している5日毎の更新日には何を書こうか毎回頭を悩ませている。全体構成を書きながら整えて、読み返しもせずにアップすることも多い。だから第一弾の投稿では誤字脱字が多く、言い回しも洗練されていなかったりするので、後からちょこちょこ手を入れて修正している。最初の投稿文が固定化されてしまうFeedlyでこのブログを読まれている方は、手直しされる前の文章を読まされているわけで、きっと面食らうこともあるのではないだろうか。一体何を言いたいのだ、とそろそろ思われていることだろう。同感といいたいところだが、先にも述べた通り今日は何も書くことがなく、今私の頭にあるのはとにかく無意味な内容で文字数を稼いで、何とか一つの記事の体をなすくらいの文章量をこしらえることのみだ。小学校時代の読書感想文でもそういった手法を多用した。無駄に段落を区切ったり、句読点を増やしたり。この記事においてそうした姑息なことをしていないのは、大人になった私なりの誠意の表れである。その誠意が多少なりとも読者の方々を満足させることが出来るのであれば、これをウィンウィンの関係と呼ばずして何と呼ぼう。さて、どのくらい字数を稼げたのかWordにこれまでのテキストをコピペしてカウントしてみたところ、937字とのこと。もうそろそろ許してもらえそうな気がするので、有名な締め言葉で終えることにする。グッドラック。

コメント

  1. 3周年おめでとうございます。

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    1. ありがとうございます。シンプル極まりない言葉ですが、嬉しいです。

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