不祥事株となったSUBARUに参戦
逆らえない。私には逆らうことができない。
燃費不正問題により年の瀬になって年初来安値を更新したSUBARUを200株×@3500で購入。先日証券口座にボーナスを入金して、日本SHLを買おうとしていたのに、気が付いたらその一部を衝動的に使っていた。不祥事と聞いて黙っていられない性分が、また出た。これでははじめてのお使いさえ任せてもらえないではないか。
しかし不祥事といっても、たかが燃費不正だ。タカタのエアバッグ問題と違い生命には関係ないし、そもそも誰がスバル車に燃費などを求めているというのか。
三菱自動車で昨年同様の不正があった時は複数回のストップ安を記録したが、スバルは数か月前にも無資格検査問題などを引き起こして株価が軟調だったため、今回の不正発覚での株価下落率は今のところ1割弱で済んでいる。だから「信じられない購入機会!」とまでは感じないが、特殊要因を排除したPERが一桁台で年初来安値というのは、好調な販売状況に生産能力が追い付いていない当社にとって不当な評価と感じる。
燃費不正が仮に中期的な販売台数に影響を与えるとしても(私はそれすら懐疑的)、スバル全体の15%程度である日本国内だけの話に留まるだろう。当社の本丸は販売台数の6割超を占めるアメリカ市場であり、こちらは期初予想を下方修正したとはいえ堅調な推移を見せている。
付け加えると、来年はアメリカの法人減税の恩恵も受ける。(ただし当社は日本からの輸出が多く、利益のかなりの部分は国内で出ている。そのため、6割超という販売台数比率ほどにはアメリカ法人減税の恩恵はないことにも留意したい。生産台数はざっくり国内:海外=6:4といった具合だ)
景気敏感株を単純にPERで判断するのが危険なことは承知しているが、少なくともアメリカの景気回復はクレジットに頼っておらず、ゆっくりとした速度ながらも腰が入っており、急激な減速を想定することは難しい。FRBの利上げも景気に水を差さないようスケジュールに則って進められており、政策面の心配も少ない。
というわけで、ポジションが小さいということも相まって穏やかな気持ちで今後の推移を見守ることが出来そうだ。リスク許容度に照らすと、あと1単元は追加してもよいかと考えている。
燃費不正問題により年の瀬になって年初来安値を更新したSUBARUを200株×@3500で購入。先日証券口座にボーナスを入金して、日本SHLを買おうとしていたのに、気が付いたらその一部を衝動的に使っていた。不祥事と聞いて黙っていられない性分が、また出た。これでははじめてのお使いさえ任せてもらえないではないか。
しかし不祥事といっても、たかが燃費不正だ。タカタのエアバッグ問題と違い生命には関係ないし、そもそも誰がスバル車に燃費などを求めているというのか。
三菱自動車で昨年同様の不正があった時は複数回のストップ安を記録したが、スバルは数か月前にも無資格検査問題などを引き起こして株価が軟調だったため、今回の不正発覚での株価下落率は今のところ1割弱で済んでいる。だから「信じられない購入機会!」とまでは感じないが、特殊要因を排除したPERが一桁台で年初来安値というのは、好調な販売状況に生産能力が追い付いていない当社にとって不当な評価と感じる。
燃費不正が仮に中期的な販売台数に影響を与えるとしても(私はそれすら懐疑的)、スバル全体の15%程度である日本国内だけの話に留まるだろう。当社の本丸は販売台数の6割超を占めるアメリカ市場であり、こちらは期初予想を下方修正したとはいえ堅調な推移を見せている。
SUBARU 地域別販売台数
出所:会社IRページ |
付け加えると、来年はアメリカの法人減税の恩恵も受ける。(ただし当社は日本からの輸出が多く、利益のかなりの部分は国内で出ている。そのため、6割超という販売台数比率ほどにはアメリカ法人減税の恩恵はないことにも留意したい。生産台数はざっくり国内:海外=6:4といった具合だ)
景気敏感株を単純にPERで判断するのが危険なことは承知しているが、少なくともアメリカの景気回復はクレジットに頼っておらず、ゆっくりとした速度ながらも腰が入っており、急激な減速を想定することは難しい。FRBの利上げも景気に水を差さないようスケジュールに則って進められており、政策面の心配も少ない。
というわけで、ポジションが小さいということも相まって穏やかな気持ちで今後の推移を見守ることが出来そうだ。リスク許容度に照らすと、あと1単元は追加してもよいかと考えている。
日本メーカーはEVで出遅れている印象がありますが、SUBARUへの投資は長期でお考えですか?
返信削除EVやカーシェアなどの脅威も勿論ありますが、そもそも苦手とする景気敏感株なので何年も持つようなことは考えていません。
削除ありがとうございます。参考にさせて頂きます。
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