2017年6月11日日曜日

家計の暗黒時代

 実を言うとこの4月で課長となったのだが、多くの企業においてそうであるように、直前の係長時代より額面年収は微減、という事態となっている。理由はもちろん、管理職になって残業代が支給されなくなるためだ。
 今後の昇給ペースを完全に把握しているわけではないものの、執行役員クラスになるまでは年率5%程度の昇給カーブとなるはずだ。OK、物足りないが悪くはない。会社員とはそういうものだ。
 こんな感じで、息子二人に一番金がかかる15年後の年収を皮算用したりしているのだが、年収増加分の内、いくらが手元に残るのかについて少しでも考えてみると、陰鬱な気分になるしかないシミュレーションが導き出される。
 支出だ。支出が増えるのだ。

 私は服に金をかけたり、流行りのガジェットにもそこそこ手を出したりと、決して倹約家と言える方ではないが、地道な固定費削減が功を奏して給料がそれほど変わらない同僚などと比較しても貯蓄ペースはかなり速い方だ。だから教育費の増加なども難なく乗り越えられるだろうと特に深く考えもせず楽観的に構えていたのだが、真面目に計算するととても難なく乗り越えられなさそうなのだ。
 息子二人が幼稚園児と乳児である現状の支出と、その二人が私立理系大学に進学した場合の支出シミュレーションを示すとこうなる。


 現状17万円/月の支出が、15年後には66万円/月になる可能性がある。49万円/月の増で、現状の4倍!
 最も大きな増加要因は言うまでもなく学費で、いくつかの私立大学を調べてみたら、今だと年間170万円前後のようだったので、上記はそれを参考にしている。次に大きいのが会社からの住宅補助支給期限が切れること。これも非常に痛い。
 しかも恐ろしいことに、このシミュレーションにはまだ楽観的な部分が残っている。大学授業料は、過去一貫してインフレ率をはるかに上回る上昇を見せてきたのだ。

出所:ガベージニュース

 どう考えても、15年後の学費が今と同水準であろうはずがない。他にも息子二人が通学のために一人暮らしをしようものなら更に10数万円の支出増。所得税率や健康保険料も確実に増加する。
 一体全体、世の中の皆さんはどうやって破産せずに子供を大学に通わせるのだろうか。思えば私も二人兄弟で、二人とも一人暮らしをさせてもらっていた。両親よ、今さらながらありがとうと、心のこもらない謝辞をここで述べておく。

 このように、子供に一番金のかかる時期に収支を均衡させようというのは並大抵のことではないので、貯蓄は計画的に行いましょうね。

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